- 2009.10.30
- CASE PERSON
- Lasta person【vol.9】
- ワイデン+ケネディ トウキョウ 福江麻衣さん
- 「ワイデン+ケネディで働きたい。就職活動もマーケティングの勉強も、すべてそのためだったんです。」
NIKEやGoogleを顧客に持つワイデン+ケネディは、気鋭のクリエイターが集まるクリエイティブ・エージェンシー。福江麻衣さんは、そこでアシスタント アカウント エグゼクティブとして働いている。要求される個々のレベルが高いだけに、中途しか採らないスタンスのワイデン+ケネディ。その中で福江さんは、インターンからそのまま新卒採用された、かなり異色の存在である。
現在、入社3年目。彼女にとっての仕事とは―?

- 「やりたいと思ったことは、絶対に実現させたいタイプなんですよ」
- ワイデン+ケネディ(以下W+K)の存在を知ったのは、大学時代。福江さんはNIKEショップでアルバイトをしており、NIKEのプロモーションに興味を持ったことをきっかけに、W+Kの存在を知ることとなる。
「小学校〜高校時代までをアメリカで育っているので、NIKEのCMとともに成長したようなものなんです。NIKEのコミュニケーションはW+Kが手掛けていると知り、それからはいずれW+Kに就職したいと考えていました。マーケティングの勉強を始めたのも、それからでしたね。」
大学時代に明確な目標を見出した福江さん。しかし、W+Kは新卒を採らないと知り、一時は他の外資系広告代理店へ面接を受けに行くこともあったという。そんな中、友人を介してW+Kの人と知り合うこととなり、インターンをさせてもらうことに。インターン中の仕事ぶりが認められ、見事新卒でW+Kに入社することとなった。
「昔から、やりたいと思ったことは絶対に実現させたいタイプなんですよね。私、中学まではアメリカの地元の学校に通っていて、日本語もろくに話せなかったんです。でも週末に通っていた日本人学校で日本のカルチャーを知り、日本にすごく興味を持って。日本の高校に通いたい一心で、NYにある日本の高校を受験して、入学したんです。大学も、東京で暮らしたかったから帰国をして。多分、好きなことしかできない性格なんですね」

- 「予測できない毎日が楽しい」
- そんな行動派の福江さん。働くことに関しては以前からポジティブな印象を持っており、学生時代もアルバイトを頑張っていたという。
「初めてのアルバイトはコンビニエンス・ストア。アメリカに住んでいる頃から、日本のコンビニってすごい!と思っていたから、そこで働くのに憧れていたんです。働いていて面白かったのは、なぜその人がこの商品を選ぶのかという、消費者行動。読めないものを見るというのが面白いと思いました。」
予測不可能なものと対峙する。それは今の仕事ともつながっているのかも知れない。福江さんは、今の仕事が「楽しくて仕方がない」と目を輝かせる。そしてその理由は、「予測できない毎日だから」と語っている。
「世の中でエネルギーをたくさん持っている人にたくさん出会えて、そこから発信するものがあまりにも毎日違って。毎日新しいことを学べる。世の中の反応も面白くて、意外なものがすごく受けたりして何も読めない。そういう予測不可能なところが、仕事をしていてすごく楽しいところだと思います。」 - 「客観的な視点を忘れないようにしたい」
- 予想外のハプニングさえ楽しんでしまう感のある福江さんだが、アカウントエグゼクティブといえばクライアントとクリエイティブチームをつなぐ大変な役どころ。仕事をするうえで大切にしていることは、どんなことなのだろうか?
「常に客観的な視点を忘れないようにしたいと思っています。クライアントと話せばクライアントの気持ちがよく分かるし、クリエイティブチームと話せばクリエイティブ側の意見もよく分かる。でもそれがどちらかに偏っていてはダメなんですよね。双方のことを考えて、でも最終的には、そのブランドにとって何が一番いいのか、という真ん中を考える。それが大切なのではと思っています。そのためには、客観的な視点を持つこと。私生活でも、何が正しいかを常に考えるよう意識しています」

- 「先のことは考えない。何考えたって、ほとんどが妄想じゃないですか(笑)」
- 今回、Lasta Personでは初となった女性へのインタビュー。結婚・出産などのライフイベントは女性の働き方に大きく影響を与えているが、福江さんは今後のキャリアプランについて、どう考えているのだろうか。
「キャリアプランを考えていたら、1つめの会社にW+Kを選んでないですよね(笑)。この会社に入る時、実はすごく覚悟を決めたんです。新卒採用をしない会社に入るんだから、会社が何かをしてくれると期待していたらダメでしょう?自分から行動していかなくちゃ。敷かれたレールじゃないところで、どういう風に成長できるのかは本人次第だと思ったんです。それはこれからのキャリアだって同じこと。今の世の中、先のことなんて読めないじゃないですか。だから私は、一生自分の好きなことをして生きていきたい、という大きな想いしかないんです。あんまりプランニングとかはしないですね。何考えたって、結局ほとんどが妄想じゃないですか(笑)。それよりも、とにかく今やりたいことを、着実にやっていきたいと思っています」

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Q1 身の回りのもので、気に入っているツール、愛着のあるアイテムは? A1 MacBook Air, Moleskin Notebook, iPhone/iida, 長い携帯ストラップ Q2 休日の過ごし方、趣味は? A2 友人と会っていることが多いです。5時間ランチしたりしてます。あとは自転車に乗ってフラフラしてます。 Q3 よく見るWEBサイトは? A3 Twitter, 世界中のW+Kブログとか、アメブロ(友人のブログ)、YouTube、広告関係のサイト Q4 最近気になったニュースは? A4 特になし Q5 愛読している本、雑誌は? A5 雑誌全般、特にNUMERO, "WHATEVER YOU THINK THINK THE OPPOSITE"。ちょこちょこ読んでます。 - 多くの人が抱えがちな、仕事上での悩みや迷い。それらは、福江さんにとってまったく無縁のものであるようだ。福江さんにとって、仕事とは「Fun chaos」。とにかく楽しいカオスが毎日起こっている、という。
「今でも分からないことはたくさんある。でも分からないからこそ、人はどんどん探求して見つけようとするんだと思うんです。経験したことを繰り返すだけなら、進歩はない。毎日分からないことがあって、何かを学んだり経験したりする。これからも、そういう人生であり続けたいですね」

















