二重になるには癖付けが大切!一重や奥二重から自然な二重にする方法

最近、街中や電車の中を見ていると、数年前に比べて二重瞼のパッチリとした目の女の子が増えていると思いませんか?
遺伝子的に二重瞼が優性、一重瞼が劣性と言われているので時代を追うごとに優性遺伝子である二重瞼の人が増えるというのはある意味納得がいくのですが、数年という短い期間で見て分かるほどすぐに変化していくものなのでしょうか。
遺伝による二重瞼の人ももちろん増えてはいるのでしょうが、そういう人が見て取れるほど極端に増えているわけではなく、整形やアイプチ、アイテープなどで人工的に二重瞼を作っている方が増えています。
昔は、瞼を二重にする方法と言えば整形手術ぐらいしかなく、相当覚悟がなければ二重にする決心ができなかったり、また勇気を出して決断して手術を受けたとしても、何となく後ろめたい気持ちが残ってしまうという人が多かったです。
しかし今はドラッグストアやバラエティショップで当たり前のようにアイプチやアイテープが販売されている時代。
二重瞼を形成するというのもメイクのひとつの過程にすぎず、人口的に二重を作っていることを隠すこともなく堂々としている若い人も少なくないのではないでしょうか?
時代は手軽に二重瞼を作れる風潮に変わりつつありますが、それでもアイプチを落としても二重瞼でいたい、すっぴんでも綺麗でいたい、と思う女性は多く、最終的には整形手術に走るという方も少なからずいます。
決して整形手術が悪いわけではないのですが、顔にメスを入れるのはやはり勇気がいることですし、年齢を重ねて肌にたるみが出てきた時に整形した部分だけ不自然につっぱることがあるという話も聞きますので、できれば整形は避けたい・・・と思っている方の方が多いのも事実。
では、整形を選ばない大多数の人は、メイクを落としても取れない「本物の二重瞼」を手にいれることはできないのでしょうか。諦めるしかないのでしょうか。
答えはノーです。整形手術をすることなく、自力で本物の二重瞼を手に入れた人はたくさんいます。
では、どうしたら自力で二重瞼が作れるのでしょうか?検証していきましょう。
自力で二重にするためには、何が必要なの?
まず二重瞼を作るためにアイプチやアイテープが必要不可欠です。
一言で「アイプチやアイテープ」と言っても色々な種類があるのですが、おすすめは瞼を接着させないタイプのアイプチです。
塗ったところに皮膜をつくり、そこに折り込む形で二重を形成するので、ただ糊で瞼をくっつけるだけの接着タイプに比べるとクセ付けに向いています。
皮膚を折り込んでクセをつけやすくするという意味ではアイテープでも同様の効果が得られますが、アイテープの場合は希望の二重のラインに沿ってテープを切る必要があり、毎回同じラインを作るのが初心者には意外と難しいのです。
液状のアイプチであれば少し希望のラインからずれたとしてもやりなおしや微調整が効くので、こちらの方がおすすめです。
使用するアイプチが決まったら
接着しない折り込み式のアイプチを用意し、いよいよ二重瞼を作る!となった場合にまず行うのが、どんなラインの二重にするかを決めることです。
一重から奥二重にして少し目を大きく程度に留めるのか、幅広のくっきりとした二重にして顔の印象自体を変えるのか。もともと二重瞼ではあるけれど、ラインが気に入らないから補正したいという方もいるかもしれませんね。
鏡を見ながら、アイプチを購入した時についてくるプッシャーで瞼を持ち上げてどのような二重にしたいのかをイメージするようにしましょう。
ただし、あまりにも幅の広い二重(例えば外国人のようにアイホール全体が二重になっているようなもの)にしてしまうと、綺麗に二重にならずに眠たそうな印象になって逆効果ですし、クセも付きにくいので避けた方が良いです。
理想の二重ラインを決定!いざアイプチで二重瞼形成
二重にしたいラインが決まったら、いよいよアイプチを瞼に塗って二重を作っていきます。目を半開きにし、あらかじめ決めた二重ラインからまつげの生え際あたりまで、半月状に塗りましょう。
この時に気を付けたいこととしては、あまりたっぷりと塗り過ぎないこと、また均一に塗ることです。
両瞼とも塗り終わったら、乾くまでは目を開けず、半開きの状態で待ちましょう。
大抵のアイプチは乾くと白から透明に色が変化しますが、透明になってすぐに目を開けるのではなく、1~2分待って完全に乾燥させた方が皮膜が丈夫になり、よりしっかりとしたラインをクセ付けしてくれます。
完全に乾いたらゆっくりと目を開けます。
瞼が薄い方はこの時点でしっかりと皮膚が折り込まれてくっきりとした二重になりますが、瞼の脂肪が多く分厚い方ははっきりした二重にならず、人によってはうっすらと線が入る程度です。
その場合は付属のプッシャーで瞼を持ち上げ、しっかりと折り込んでいきましょう。
最初は上手くいかなかったり二重がすぐに取れてしまったとしても、何日か繰り返すうちに次第に折り込みが楽になりますし、また折り込みやすいラインが分かってきます。
二重のラインはどれぐらいの期間でクセがつくの?
クセがつくまでの期間はそれこそ十人十色です。
早い人では数週間、遅いと数年かかったという人もいます。もともと瞼が薄いのか厚いのか、作りたい二重の幅はどの程度か、そもそも最初から二重瞼でラインの修正をする程度なのか、一重瞼から二重になりたいのか・・・など、本当に条件によって違うので何とも言えません。
ただ、なるべく早くクセをつけたいのであれば瞼が薄い方が良いので、お風呂上がりに瞼をマッサージして血行を良くし、脂肪を減らす努力が必要です。
ただし、眼球を圧迫しないように、骨に沿って指圧するようにしましょう。
早くクセをつけたいのであれば、二重の幅をあまり広くしないこと(5~7mmが理想と言われています)、そして西洋人のような平行二重ではなく、蒙古襞を活かした末広がりな二重にする方がクセ付けしやすいと言われていますのでこれらを覚えといてください。
それでも「幅広の平行二重が良い!」ということであれば、年単位の時間がかかることを覚悟の上で根気よく続けましょう。
アイプチはメイクの前?後?
アイプチのパッケージには大抵ベストな使用のタイミングが書かれているのですが、瞼を接着させないタイプのアイプチは「メイク前・後どちらでも使用可能」「メイク後もOK」などと書かれているものがあります。
この場合はどちらでも良いのですが、おすすめはメイク後です。
瞼を接着せず折り込ぶタイプのアイプチは瞼に皮膜を作るので、アイプチの後にアイシャドウを塗るとどうしても塗っているところと塗っていないところの境にある段差部分に溜まってしまい、綺麗に仕上がらないことが多くなるからです。
「メイクの後にアイプチを塗るとその部分だけテカってかえって目立つ」という意見も時々聞きますが、その場合はテカってしまう部分にラメなどを軽く載せることで回避できます。
メイク後にアイプチを塗ることでその皮膜がアイシャドウの保護の役割を果たしてくれるので、メイク崩れがしにくいという利点もあります。
ただし、メイク後のアイプチはあくまでもオススメなので、メイク前に使ったほうが化粧がしやすい、綺麗な二重が作れる、などということであればもちろんメイク前でも良いと思われます。
二重のラインがクセ付けされてアイプチを取ってもキープできるようになったら
折り込み式のアイプチで繰り返し二重を形成していると、だんだんと皮膚が折り込まれている状況を瞼が覚え、アイプチをしていない状態でも二重ガキープできるようになってきます。
もちろん一朝一夕にとはいきませんし、最初はキープできると言っても数十分~せいぜい数時間、その間に洗顔で顔をこするなど瞼に刺激を与えるようなことをすればすぐ戻ってしまいます。
仮に夜までキープできていたとしても、その日寝て翌日起きたら一重に戻ってしまっている、という状態がほとんどだと思います。
徐々に長い時間キープできるようになり、最終的には寝ても覚めても二重瞼が維持できるようになる人も沢山いますので、焦らずに続けることが大切です。
長時間二重がキープできるようになったら
アイプチをしなくても半日以上二重がキープできるようになったら、極力アイプチをせずに過ごすようにしましょう。
とは言ってもまだ完璧に二重の状態を維持することができるようになったわけではないのである程度のフォローが必要ですが、ここまでクセがついてきた段階になると実はアイプチ意外にも二重キープに役立つ方法があるのです。
ひとつはまつ毛の重さを利用して瞼を引きこむ方法。ビューラー、まつ毛パーマ、エクステ、つけまつ毛など何でも良いので、とにかくまつ毛をカールアップさせて重心を上へ持っていく方法です。
まつ毛の重心が下(毛先側)にあるとどうしてもその重みに引っ張られて二重のラインが崩れてしまいがちですが、カールアップして極力瞼に近い部分に重心を置くことで長く二重がキープできます。
自まつ毛の場合はマスカラをしっかり塗って重さを出すとより効果的です。
それでも時間と共に二重のラインがボケてきてしまうという場合はこまめにプッシャーで瞼を折り込み、クセを復活させてあげましょう。
しかし、それでも時間とともに二重のラインが取れてしまうのでは?と不安に駆られることもあるので、慣れないうちは保険としてポーチにアイプチをしのばせておくと良いでしょう。
せっかく24時間二重がキープできるようになったのに長時間寝たら元に戻ってしまった!
日々の努力でめでたく二重瞼を手に入れ、寝起きでもキープできるようになった!と喜んでいたのも束の間、忙しいのが続いてようやく取れた休日に昼間で寝てしまったが故に、せっかく維持できていた二重のクセが消えてしまい元の木阿弥・・・という経験をする方も少なくないようです。
しかし、慌てる必要はありません。
二重のラインが消えて一重瞼に戻ってしまっていたとしても、その前日までしっかり定着していた瞼の折り込みを皮膚は記憶しています。
まずはアイプチを使用して二重を取り戻しましょう。
この時、二重形成初期にアイプチを使ったときよりもずっと皮膚の折り込みが自然になっているはずです。そしてアイプチをして半日~1日過ごせば二重のラインはほぼ完全に復活しますので、その後はアイプチを落としてしまっても大丈夫なはずです。
寝過ぎ、また逆に睡眠不足で二重の目が一重になってしまうというのは生まれつき二重の人でもよくある話なのであまり気にしなくて大丈夫です。そういう人たちも、一重になってしまった時には実は応急処置としてアイプチを使っていたりします。
最後に~自力で二重瞼を手に入れたら~
自力で手に入れた二重瞼、それは自分への自信に繋がるものだと思います。
このご時世、接着タイプのアイプチなどで一時的に二重を作ることはいくらでもできるのですが、やはりアイプチを落とした時に一重に戻った姿を人にみられたくないという方がほとんどで、せっかくの旅行やプールが憂鬱だったり、行っても自分の目ばかりが気になって心から楽しめないと言う女性も少なくないようです。
しかし、天然の二重とほぼ同じ強度でキープできるようになれば、旅行もプールも怖いものなしですよね。
堂々とすっぴんを見せられるようになれば気持ちが明るくなり、自然と笑顔も増えそうです。
また、整形手術を受けて二重瞼になったわけではないので、後ろめたい気持ちにもなりません。
よく整形した人が「整形したことがバレているんじゃないかと思ってしまい、人の顔を直視できない」「整形をして二重瞼は手に入ったが、常に嘘をついているようで自分が嫌いになった」などと言っているのを聞きますが、自分で一生懸命に努力して手に入れた二重ならば、むしろ自慢したくなるような気持ちになるかもしれません。
自分に自信を持つことができれば物の考え方もポジティブになり、色々なことにチャレンジしたくなるでしょう。
ひとつ理想が叶ったら、次の理想へ続いていく-自力で二重瞼を手に入れることで、ただ理想の顔を手に入れて満足するだけでなく、ファッションも変えてみたりと前向きな気持ちの連鎖が生まれてくるのでぜひチャレンジしてみてください。